INFJとESFJが喧嘩したとき|溜めた「あのときも」と「もう分かった」がぶつかる
INFJとESFJの喧嘩は、回数は少なくても、溜めた不満が一度に出たときに長引きやすいです。
二人とも、小さな不満をその場で言いません。ESFJは空気を悪くしたくなくて飲み込み、INFJは相手を傷つけたくなくて飲み込む。だから喧嘩は、どちらかの我慢が限界を超えた日に、まとめて起きます。
ESFJの溜めた不満は、具体的な出来事の形で出てきます。「先月の誕生日もそうだった」「友達の前でも、あのときずっと黙ってた」。ESFJは細かいことをよく覚えているので、並ぶ出来事が多くなります。本人は、一つひとつを分かってほしいだけです。
けれどINFJは、並んだ出来事を一つずつ聞くより、その奥の意味を読みます。「この人は、私といてずっと不満だったんだ。もう分かった」。そして一件ずつに答える前に、関係そのものについての結論に近づいていく。ESFJは出来事の話をしているのに、INFJは二人の行く末の話として受け取ってしまいます。
静かな喧嘩が深くなっているかの3つの目安
一つ目は、喧嘩のあとにESFJの細かな気配りが減っているかどうかです。差し入れや体調の声かけが減ったなら、ESFJの中で疲れが限界に近づいています。
二つ目は、INFJがESFJへの不満を言わなくなっているかどうかです。不満が消えたのではなく、言っても仕方ないと思い始めていることが多い。
三つ目は、二人の会話が予定の連絡だけになっているかどうかです。出来事の話も意味の話も出なくなったら、どちらも相手に期待するのを休んでいます。
三つが重なっているなら、二人とも口に出さないまま距離を取り始めています。ただ、会う約束がまだ続いているうちは、話し直せる余地があります。INFJが扉を閉める手前のサインは、INFJの拒否反応|消えそうなサイン6つと、扉が閉まる前に止まる方法で分けています。ESFJの気配りが減り始めた段階の読み方は、ESFJのフェードアウト|急に冷たくなる前の5つのサインを読んでみてください。
溜めた不満を一件ずつほどく5ステップ
INFJとESFJの喧嘩は、どちらが正しいかより、出来事を一件ずつ扱えるかで戻りやすさが決まります。
Step 1. ESFJは不満を一件に絞って切り出す
ESFJ側は、思い出せる出来事を全部並べず、今いちばん引っかかっている一件だけを話します。「今日は、この前の食事会のことだけ話したい」。数が減るほど、INFJは関係そのものを責められたとは受け取らず、一つの話として聞けます。
Step 2. INFJは結論の前に、出来事を言い直す
INFJ側は、意味や行く末の話に進む前に、聞いた出来事を自分の言葉で言い直します。「食事会で、私がずっと黙ってたのが寂しかったんだね」。ESFJは分かってもらえたと感じた時点で、残りの不満を並べずに済みます。
Step 3. INFJも一件だけ、自分の側を話す
受け取ったあと、INFJは自分の引っかかりを一つだけ言います。「大勢の場だと、途中で話せなくなるんだ」。飲み込んでいた理由が一つ見えると、ESFJは「責められた」ではなく「知らなかった」と受け取れます。
Step 4. 次からの動きを、具体的に一つ決める
気持ちの話で終わらせず、次に何をするかを一つ決めます。「食事会は一時間で先に帰ってもいい」「帰ったら、疲れたと一言だけ言う」。ESFJは形が決まると安心し、INFJは無理をしなくていい線が見えます。
Step 5. 話してくれたことに「ありがとう」を返して終える
最後は、話し合えたこと自体に一言を返します。「言ってくれてありがとう。溜める前に聞けてよかった」。不満を出しても関係は壊れない、という経験が二人の中に一つ残ります。