INFJとISFJが喧嘩したとき|喧嘩にならず、二人とも黙って溜めていく
INFJとISFJの間では、喧嘩そのものがほとんど起きません。
小さな不満は、二人ともその場で飲み込みます。ISFJは「自分が我慢すればいい」と片づけ、INFJは「これくらいで困らせたくない」と胸にしまう。言い合いがないので、二人とも関係はうまくいっていると思いやすいです。
けれど、飲み込んだ不満は消えずに溜まります。ISFJの我慢は、ある日「実は、もう疲れた」という一言で出てきます。本人の中では、ずっと前から限界が近づいていました。INFJの我慢は、言葉としては出てきません。不満を言わなくなり、関係についての結論を一人で固めていきます。
相手からすると、どちらも突然に見えます。ISFJの「もう疲れた」に、INFJは「どうしてもっと早く言ってくれなかったの」と戸惑う。INFJの静かな距離に、ISFJは「何か悪いことをしたのかな」と自分を責めて、さらに世話を増やす。二人とも相手を責めないぶん、話し合いの入口が見つかりにくいです。
静かな我慢が限界に近いかの3つの目安
一つ目は、ISFJの世話から、好物を選ぶような一手間が消えていないかです。食事は変わらず用意されていても、「これ好きだったよね」の一言がなくなったなら、ISFJの中で負担が積もっています。
二つ目は、INFJの返事が「大丈夫だよ」だけになっていないかです。前は言えていた「あれは少し嫌だった」が出てこないなら、分かってもらうことを諦めかけていることがあります。
三つ目は、最後に相手へ「お願い」をしたのがいつか、二人とも思い出せないかです。頼みごとが消えた関係では、受け取る人がいないまま、支える手だけが疲れていきます。
三つがそろうころには、二人の距離はもう静かに開き始めています。それでも、一緒に食事をしたり会う約束をしたりが続いているうちは、まだ話し直せる段階です。ISFJの限界のサインと戻し方はISFJが冷めたらどうなる?|冷める時の我慢の限界サイン5選と関係の戻し方に、INFJが扉を閉める手前のサインはINFJの拒否反応|消えそうなサイン6つと、扉が閉まる前に止まる方法にまとめています。
喧嘩にならない二人が、限界の前に話す5ステップ
喧嘩にならない二人は、話す中身より先に、誰が口を開くかで止まりがちです。順番から先に決めておきます。
Step 1. 話す日を、何もない週に決めておく
不満が出たときではなく、何もない週に話す日を決めておきます。「月末の日曜は、小さな不満を一つずつ出す日にしよう」。日が決まっていると、二人とも「言っていい」と自分に許しやすくなります。
Step 2. 先に話す人を決める
二人とも相手に先を譲りがちなので、順番を決めておきます。先に話すのは、最近我慢が多かったと感じている方です。「今日は私から話すね」。迷ったら、前回と逆の人から始めます。
Step 3. 話す側は、不満を一つだけ具体的な場面で言う
「全部が嫌」ではなく、一つの場面に絞ります。「先週、行き先を全部任されたのが、少ししんどかった」。ISFJは具体的な場面の方が話しやすいです。INFJも一つに絞られると、関係すべてを否定されたとは受け取らずに聞けます。
Step 4. 聞く側は、支えようとせずに受け止める
聞く側は、すぐに解決策や世話で返しません。ISFJは「じゃあ私がやるね」と引き受けず、INFJは「分かった、もう任せない」と結論を急がない。「話してくれてありがとう。そう感じてたんだね」と、まず受け止めます。
Step 5. 交代して、聞いた側も一つだけ話す
最後に、聞いた側も一つだけ自分の不満を出します。片方だけが話して終わると、もう一人の我慢がまた溜まるからです。二人とも一つずつ出せたら、その日はそこで終わりにします。