INFJとISTJが喧嘩したとき|「事実はこう」と「そういうことじゃない」が噛み合わない
INFJとISTJの喧嘩は、声が大きくなるより、話が噛み合わないまま終わって尾を引きやすいです。
INFJは、気持ちで話します。「最近、私の話をちゃんと聞いてもらえてない気がする」。ISTJは、事実で答えます。「毎日連絡してるし、週末も空けてる。聞いてないことはないと思う」。
ISTJにとって事実を並べるのは、ちゃんと聞いていたと伝えるための誠実な答え方です。一方でINFJには、気持ちを事実で打ち消されたように聞こえます。「そういうことじゃない」と言っても、ISTJは「じゃあ、具体的に何をすればいい?」と返す。INFJはうまく言葉にできず、黙ります。
こうして話は、どちらも納得しないまま終わります。ISTJは「結局、何が問題だったのか分からない」と引っかかりを残す。INFJは「話しても伝わらない」という結論に、一歩近づきます。
話し合いが止まりかけている3つの目安
一つ目は、ISTJが先の予定を入れなくなっているかどうかです。いつもなら押さえていた次の約束が出てこないなら、ISTJの中で何かが引っかかったままになっています。
二つ目は、INFJの口から「こうしてほしい」が消えているかどうかです。返事が丁寧なままでも、頼みごとが出なくなったなら、INFJは伝えるのをあきらめかけています。
三つ目は、やり取りが予定の確認だけになっているかどうかです。ISTJの短い返事と、INFJの当たり障りのない返事が並ぶようになったら、二人とも相手に何かを望むのをやめかけています。
三つが重なって見えるなら、二人の距離は口に出さないまま開き始めています。それでも、一緒に出かける予定が一つでも残っているうちは、話し直すきっかけがあります。
ISTJの冷たさの原因を探すときは、ISTJが急に冷たい理由|冷めたサインと慎重なだけの違いが手がかりです。静かに離れ始めたINFJに出るサインは、INFJのフェードアウト|連絡が途絶える前に出る5つのサインと本音で確かめられます。
事実と気持ちを一つの場面でつなぐ5ステップ
この二人の話し合いは、事実と気持ちのどちらかを選ぶのではなく、同じ一つの場面の上に両方を置けたときに前へ進みます。
Step 1. INFJは気持ちを、一つの場面に結びつけて切り出す
INFJ側は、「最近ずっと」ではなく、引っかかった場面を一つ選んで話します。「昨日、仕事の話をしたとき、すぐ『こうすればいい』って返されて、置いていかれた気がした」。場面があると、ISTJは何の話なのかをつかめます。
Step 2. ISTJは事実を返す前に、気持ちを一度言い直す
ISTJ側は、自分の事情を説明する前に、聞いた気持ちをそのまま言い直します。「すぐ答えを返されて、置いていかれた気がしたんだね」。INFJは、気持ちが打ち消されずに届いたと感じた時点で、落ち着いて続きを話せます。
Step 3. ISTJも一つだけ、自分の側の事情を話す
受け取ったあと、ISTJは自分がそう動いた理由を一つだけ伝えます。「困ってるなら、早く楽にしたくて先に答えを出してた」。理由が一つ見えると、INFJは「気持ちを聞く気がない」ではなく「助けようとしていた」のだと分かります。
Step 4. INFJは、してほしいことを具体的な形で頼む
気持ちが伝わったら、INFJは次にしてほしいことを、ISTJが実行できる形にします。「話の途中は『うん』って聞いてて。答えがほしいときは、最後に私から聞くね」。ISTJは形が決まると迷わず動け、INFJは同じ場面で置いていかれずに済みます。
Step 5. 次に守れた日に、言葉で返す
決めたことが次に守られたら、INFJはそれを言葉にして返します。「昨日、最後まで聞いてくれて嬉しかった」。ISTJは新しいやり方が届いたと分かると、それを習慣として続けられます。