追いすぎてしまう理由は、大きく4つに分かれる
追いすぎる人の多くは、「好きだからやっている」と感じています。
好きという気持ち自体は間違っていません。ただ、届け方がずれると、相手には好意ではなく圧力として届きます。何がきっかけで送ってしまうのかによって、止め方が変わります。
1. 分からないままでいられない
既読のまま返ってこないのは、忙しいから? 冷めたから? 怒っているから? 読み方が何通りもあると、どれかに決めたくなって「さっきのメッセージ見た?」と送ってしまいます。関係が止まっているように感じて、「次いつ会える?」と前へ進めたくなる形もあります。
出やすいタイプINTP・INTJ・ENTJ・ESTJ。答えや前に進む感覚を大事にするタイプほど、あいまいなまま待つのが苦しくなります。
2. いつもとの違いを確かめたくなる
「いつもはすぐ返ってくるのに、今日は遅い」「スタンプだけで返ってきた」。前との違いに気づくと、違いを確かめる連絡をしたくなります。返信の速さや文面の明るさを、そのまま気持ちの量として読んでしまう形です。
出やすいタイプISTJ・ESTP・ESFP・ENFP。返信の速さや楽しい反応を、関係がうまくいっているかの目安にしやすいタイプです。
3. 自分が何かしたのではと不安になる
「さっきの言い方、嫌だった?」「この前の約束、負担じゃない?」。謙虚に見える確認も、積み重なると相手は「何を言ってもこの人を不安にさせてしまう」と疲れていきます。相手を気遣うつもりの「大丈夫?」が、実は自分の不安を消すための確認になっていることもあります。
出やすいタイプISFJ・ESFJ・INFP・ENFJ。相手を気遣う力が強いタイプほど、確認を気遣いのつもりで送っていて、自分では気づきにくいです。
4. 溜めた気持ちが夜にあふれる
ふだんは飲み込んでいた不安や不満が、夜ひとりになったときに長いメッセージとしてあふれる形です。夜中に届く長文は、どんなに内容が誠実でも、受け取る側には受け止めきれない気持ちの塊になります。
出やすいタイプINFJ・ISFP・ISTP。ふだん気持ちを出さないタイプほど、あふれたときの量と突然さが大きくなります。
確認の連絡も夜の長文も、中身が違うだけで追いすぎの一つの形です。自分がいちばん送りがちなものから、当てはまる理由を一つ選んでみてください。
送っていい連絡と、送らないほうがいい連絡の分かれ目
送るかどうかは、気持ちの強さより、時間帯・量・中身で分かれます。
| 場面 | 送っていい連絡 | 送らないほうがいい連絡 | 分かれ目 |
|---|---|---|---|
| 返事がまだ来ない | 何も足さずに待つ。次の話題は返事が来てから | 「さっきのメッセージ見た?」、新しい話題の連投 | 相手から返事が来る前に、追加を送ろうとしていないか |
| 夜、不安で眠れない | 事実だけの連絡。気持ちの話は翌日に | 夜中の長文、気持ちや不満をまとめたメッセージ | 気持ちの量が多いメッセージを、夜に送ろうとしていないか |
| 気持ちを確かめたい | 「最近会えなくて寂しかった」のような自分の気持ち | 「私のことどう思ってる?」「冷めた?」の質問 | 相手に答えさせる形か、自分の気持ちを見せる形か |
| 大事な話がある | 「話したいことがあるから、今度会ったときに聞いてほしい」 | 問題点を並べた長文、関係の結論を一方的に伝える文 | 文字だけで結論まで伝えようとしていないか |
| 相手の様子が気になる | 次に会う予定の話 | SNSやオンライン状況を見て集めた「証拠」をもとにした確認 | 相手の行動を見張る材料を集めていないか |
「確認」と「会話」は似ています。「最近忙しそうだけど、週末一緒に過ごせたら嬉しいな」は会話で、「最近忙しいみたいだけど、私のこと後回しにしてない?」は確認です。打った文がどちらに近いかを、送る前に一度見てください。
返事が来ない理由そのものが気になるときは、既読スルー・返信が遅い相手で相手の側から読めます。
理由ごとの止め方と、代わりに送る一言
止めるのは送り方で、気持ちはそのままで大丈夫です。
答えを知りたくて送りそうなら、送る前に待つ時間を決める
メッセージを打つところまでは自由です。送信する前に、自分で決めた時間だけ待ってください。待ったあとに「これは相手のためか、自分の不安を消すためか」を見直します。相手から返事が来るまでは、追加を送らないことも決めておきます。
恋愛では、すべてに答えが出るわけではありません。「今は分からない。明日になれば変わるかもしれない」と保留することも、一つの選び方です。
- 「返事はいつでも大丈夫。声が聞けたらうれしい」
- 「急がないから、落ち着いたら教えてね」
いつもとの違いが気になるなら、返信の文面より次に会ったときの様子で確かめる
返信の速さやテンションと、実際の気持ちは必ずしも同じではありません。相手の生活には、こちらが知らない事情もあります。確かめたくなったら、違いを問う連絡の代わりに、次に会う予定の話を送ってください。
- 「今週どこかで会えたらうれしいな」
文字の温度で読むより、会ったときの相手の態度で見るほうが正確です。
自分が何かしたかと不安なら、質問を自分の気持ちに言い換える
「冷めた?」「どう思ってる?」は、相手に答えを出させる質問です。同じ不安でも、自分の気持ちとして伝えると、相手は受け取りやすくなります。相手が何も言っていないなら問題がないことも多い、とまず自分に言い聞かせてみてください。
- 「昨日は少し寂しかった」
- 「あなたとの時間が好きだから、これからも一緒にいたい」
夜に長文を打ってしまったら、下書きに保存して翌朝に決める
書くことは止めなくて大丈夫です。送らずに下書きに保存し、送るかどうかは翌朝の自分に任せてください。夜の不安は、信頼できる友人に話す、ノートに書くなど、相手以外に出す先をつくると落ち着きやすくなります。
大事な話は昼間に、できれば会って話してください。文字だけだと気持ちの細かいところが伝わらず、正しいことを言っても責めているように読まれやすいからです。
- 「今日はもう遅いから、続きは明日送るね」
- 「長くなりそうだから、今度会ったときに直接話したい」
もし送ってしまったら、「さっきのは忘れて」と取り消すより、翌日に「昨日は感情的になっちゃったね。ごめんね」とさらっと伝えれば十分です。
反動で連絡をまったくしなくなるのも逆効果です。相手と同じペースで連絡することを目指してください。
今日は、送る前に止まるルールを一つだけ決めて、スマホのメモに書いておいてください。
追いすぎをタイプのせいにせず、ほかの手を借りたほうがいいとき
「このタイプだから不安になりやすい」と、追いすぎを性格で片づけないでください。タイプは止め方を選ぶ手がかりで、送り続けてよい理由にはなりません。
不安で眠れない日が続く、仕事や生活が手につかない、相手のSNSやオンライン状況を何度も確かめてしまう。そうした状態が続くなら、自分ひとりで抱えずに、信頼できる人や専門の相談先に話すことも考えてください。
逆に、相手の側から連絡の頻度や居場所を細かく求められて不安になっているなら、それは追いすぎとは別の話です。線の引き方は嫉妬・束縛の見分け方にまとめています。
返事が途絶えたまま、待つか区切るかで迷っているなら、追う・待つ・やめるの決め方を読んでみてください。
自分のタイプが分かっているなら
追いすぎの形は、タイプによってかなり違います。
- INTJふだん自分から連絡しないぶん、不安なときだけ急に連絡が増えると、相手には唐突に映ります。INTJの恋愛傾向
- INTPINTPの恋愛が重く感じられるとき、正体は束縛ではなく、一人の相手について考える量の多さです。INTPは恋愛が重い?
- ENTJ関係が止まっていると感じると、「次いつ会える?」と前へ進めたくなります。相手にも考える時間が要ります。ENTJの恋愛傾向
- ENTP会話が途切れると、話題を次々に送る連投になりやすいです。1つ送ったら返事を待つ、と決めておいてください。ENTPの恋愛傾向
- INFJ伝わっていない焦りが限界を超えると、ふだん控えめなぶん、急に長文になりやすいです。INFJが本音を言わない5つの理由
- INFPINFPが傷つきやすいのは、相手の一言を「自分がどう見られているか」まで受け取るからです。INFPが傷つきやすいのはなぜ?
- ENFJENFJの重さは、先回りの優しさが相手の余白を埋めてしまうことから生まれます。ENFJは重い?
- ENFP好きになると一気に熱くなり、相手のペースとの差に気づきにくくなります。ENFPの恋愛傾向
- ISTJいつもと違う返信の間隔に気づくと、違いを確かめる連絡をしたくなります。ISTJの恋愛傾向
- ISFJISFJの確認や心配が束縛に見えるとき、根にあるのは縛りたい気持ちより、関係を失うことへの不安であることが多いです。ISFJは束縛しやすい?
- ESTJ返事が来ないと「何か問題があるのでは」と対処に動きたくなり、連絡のペースまで管理しているように見えやすいです。ESTJと喧嘩ばかりになる
- ESFJESFJが「わがまま」「重い」と言われるとき、中身は要求より、反応を確かめる行動であることが多いです。ESFJがわがまま・重いと言われるとき
- ISTPふだんは追わないぶん、不安が限界を超えると突然の直球メッセージになりやすいです。ISTPの恋愛傾向
- ISFP飲み込み続けた不安が、ある夜まとめてメッセージとしてあふれやすいです。ISFPは冷めやすい?
- ESTP文字では相手の反応が見えないぶん、反応を引き出そうとする連投になりやすいです。ESTPのLINEの特徴
- ESFPメッセージの反応が薄いと「楽しくないのかな」と感じて、連絡が増えやすいです。ESFPの嫉妬
自分のタイプに見当がつかないときは、タイプがわからない人への仮置きガイドから読んでみてください。
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