INFJとINTPが喧嘩したとき|「どこが違う?」と「もういい」がぶつかる
INFJとINTPの喧嘩は、声を荒らげるより、片方が確かめ続け、片方が黙る形になりやすいです。
INTPは、食い違いが起きると、どこで話がずれたのかを確かめたくなります。「どの部分が嫌だったの?」「さっきの話、事実としては合ってたよね」。本人は、原因が分かれば直せると思って聞いています。
けれどINFJにとって、傷ついた直後に正しさを並べられるのは、傷をもう一度なぞられるのに近いことです。言い返すより、「もういい」「大丈夫」と話を閉じる方を選びます。
INTPにとっても、これは苦しい場面です。原因を確かめている途中で話を打ち切られると、分かり合うための手がかりごと取り上げられたように感じます。
それでもINTPは、その「大丈夫」を言葉どおりに受け取ります。話が終わったと考え、次の日には普段どおりに戻る。INFJの中では、片づいていない傷が一つ増えています。喧嘩は表向き短く終わり、INFJの中でだけ長く続きます。
INFJの「大丈夫」が限界に近いかの3つの目安
一つ目は、INFJが気持ちの話だけでなく、自分の考えや見立てまで話さなくなっているかどうかです。好きだったはずの深い話まで減ったなら、話しても分かってもらえないと感じ始めています。
二つ目は、INTPの反論に、INFJが言い返さず「そうだね」とだけ返すかどうかです。納得したのではなく、話を続ける気力を使わなくなっていることが多い。
三つ目は、会う約束がINTPからの誘いだけで続いているかどうかです。INFJから次の予定が出なくなったら、関係について一人で結論に近づいている段階です。
三つが重なっているなら、INFJは扉を閉める手前にいます。ただ、会うことを断っていないうちは、話し直せる余地があります。扉が閉まる前のサインは、INFJの拒否反応|消えそうなサイン6つと、扉が閉まる前に止まる方法で分けて書きました。
議論を気持ちの話に戻す5ステップ
正しさの確認は、気持ちが落ち着いたあとでもできます。反論を捨てるのではなく、出す順番を入れ替えるだけで、同じ喧嘩の終わり方が変わります。
Step 1. 話し始める前に「考えの話?気持ちの話?」と聞く
どちらからでも構いません。引っかかりを話すときは、最初に受け取り方を決めます。「これは考えの話? それとも気持ちの話?」。気持ちの話だと分かれば、INTPは反論を後に回せます。INFJも、自分が何を求めているかを確かめられます。
Step 2. INFJは「もういい」の代わりに、味方してほしかったと言う
INFJ側は、話を閉じる前に、どんな返事が欲しかったかだけを伝えてください。「正しいかどうかは後でいい。今は私の側にいてほしかった」。理由まで説明しなくて大丈夫です。INTPは、求められている返事の形が分かれば、そこから応えられます。
Step 3. INTPは反論を引っ込めず、「それは後で」と預ける
INTP側は、言いたいことを無理に取り消さなくて構いません。その代わり、今は出さずに預けると伝えます。「言いたいことはあるけど、それは後にする。まず、嫌な思いさせてごめん」。自分の感じ方が議論の的にならないと分かると、INFJは話を続けられます。
Step 4. 預けた反論は、INFJが「今なら聞ける」と開く
INTPが預けた考えは、INFJの気持ちが落ち着いてから聞きます。切り出すのはINFJ側です。落ち着いたかどうかは、INFJにしか分からないからです。「さっき言いかけてたこと、今なら聞けるよ」。考えを最後まで聞いてもらえると、INTPも「途中で打ち切られた」と感じずに済みます。
Step 5. INTPが、分かったことを自分の言葉で確かめて終える
最後に、INTPが今日分かったINFJの受け取り方を、自分の言葉で言い直します。「落ち込んでる話のときは、まず味方。別の見方はそのあと。これで合ってる?」。INFJが「合ってる」と返せたら、次に同じ場面が来たとき、二人とも同じ順番から始められます。