軽さ・沈黙・先送りで待ち合わせが起きる場所
ずれは性格の悪さではなく、相手の行動をどう読んでしまうかで起きます。
軽さの読み方がずれる
ENTPは大事な話題も「まあ、いつか行こうよ」のような軽い言い方に混ぜやすいです。INFJはその軽さを『本気じゃない』と読みやすい。
たとえばENTPが「来週どっか行く?」と言って、日付を言わなかったとします。INFJは「本気なら日付を言うはず」と読んで、本気度を一段下げます。けれどENTPからすれば、まだ相手の温度を見ている段階だから軽く投げただけ、ということがあります。
同じ軽さが、ENTPにとっては気を許している印である場合もある。読みは当たることもあれば、自分の不安の方向に寄ることもあります。
本音の出し方がずれる
INFJは本音を言わずに察してもらおうとし、ENTPは察するより聞く方が得意です。
INFJは相手の一言の言い方、返信までの間、話題の選び方から、相手がどのくらい本気かを推し量ります。読めてしまうので、確信が持てるまでは自分の側から気持ちを出しません。「言ったら、この軽やかな関係が壊れる」「まだ確信が持てない」「もう少し様子を見てから」と、確かめる材料を集め続ける。
けれどENTPからすると、その状態は「何を考えているかは分からないが、楽しそうだから問題ない」と見えます。聞かれていないことは起きていない、と受け取りやすい。INFJが黙って観察を続けているあいだ、ENTPの側では「特に問題はない」という見立てがそのまま続きます。
関係の決め方がずれる
ENTPは『今のままで十分楽しい』と決めるのを先送りし、INFJは決まらない期間が長いほど静かに消耗します。
ENTPが関係を決めないとき、理由は一つではありません。一つ目は、他に候補がいて選びきれていない場合です。二つ目は、決めた瞬間に自由が減ると感じて、先送りしている場合です。三つ目は、相手がまだ本気に見えないので、決める段階ではないと思っている場合です。
三つは外から見るとほぼ同じに見えますが、意味はまったく違います。「決めてくれない」という一つの事実から、どれなのかを外側だけで読み切ることはできません。決めないことを「本気じゃない」と一つに読んでいたなら、少なくとも三つに分けて持ち直せます。